『イップ・マン外伝 マスターZ』チョン・ティンチの詠春拳に酔いしれろ

ジャンル

監督

  • アクション
  • ユエン・ウーピン/Yuen Woo-ping

出演者

  • マックス・チャン/Max Zhang
  • デイヴ・バウティスタ/Dave Bautista
  • デイヴ・バウティスタ/Dave Bautista
  • トニー・ジャー/Tony Jaa

あらすじSummary

『イップ・マン 継承』で詠春拳の正統争いでイップ・マンに敗れたチョン・ティンチ(マックス・チャン)。
小さな食料品店を営み息子と生活を続けていたが、街を裏で仕切る長楽グループに手を出したことから生活が脅かされる事態に発展する。

さらには警察上層部や麻薬流通にも関係するイギリスの存在があり、長楽グループと警察、イギリスの間で徐々にチョン・ティンチが追い込まれていく。
そんな中、生活を助けてくれた家族とも呼べる親しい友人が巻き込まれていき、武術界から距離を置くことにしていたチョン・ティンチは…

感想Review

イップ・マン過去作が未見でも楽しめる作品。
でもチョン・ティンチの葛藤や覚醒を感じるには『イップ・マン 継承』を観ておくと尚よいかな。
イップ・マン(ドニー・イェン)との争いで敗れたシーンが度々映し出され、その際の僅かな差を埋める描写がシリーズファンとして熱くなる。

デイヴ・バウティスタ、ミシェル・ヨー、トニー・ジャーが演じるいずれとの闘いも余裕は一切なく、ギリギリの攻防を見せてくれる。
特にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでドラックスを演じたデイヴ・バウティスタのキャラクターの変わりようと迫力は凄まじい。
WWEのプロレスラーとして活躍していることもあり、マックス・チャンが小柄な子どものように映る。
しかし、『詠春拳 チョン・ティンチ』のこの一言で直ぐ後にくる高揚感が感じられるところがいいね。

イップ・マンシリーズの外伝としてドニー・イェンが主役ではなく、マック・チャンに焦点当てた作品だけれどとても楽しめた。
次はコロナの影響により公開延期された『イップ・マン 完結』が待ち遠しい。

次回作予告映像Sequel

イップ・マン外伝 マスターZの紹介・感想リンク

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