発売されて時間が経過していますが、映画『バンブルビー』のバンブルビーのレビューです。
トランスフォーマーのおもちゃと言えば変形できることがウリですが、このアクションフィギュアはビートルへの変形はできません。
ただその分、造形や重量感、ウェザリングは非常にレベルが高く、パッケージとして発売されている商品では最高ではないでしょうか。
パッケージContents
既に沢山のレビューが存在しますので、軽く紹介です。
ブリスターです。
パーツは背中に付けるドア左右が2組。
右腕の交換用にスティンガーブラスターが付いています。
ヘッドパーツはバトルマスクも付属していて、それぞれに電池ボックスが付いています。
あとはハンドパーツの交換パーツが左右2組です。
さほどパーツは多くないですが、このフィギュアの魅力はここではないため特に気になりません。
台座です。
3Aの印字があります。ThreeAブランドはDLXブリッツウィングを最後に、ThreeZeroへ引継ぎとなりましたので、DLXシリーズの初期発売組はこの印字になります。
機能はガンダムのメタルビルドで見かける台座に似ているようです。
2枚目が角度調整。
この3枚目の画像は主軸の延長になります。
主軸の先端は取り外し可能な部品がついており、さらにバンブルビーのお尻に固定する際に上下に角度を演出可能です。
材質はプラスチックが前面に出ており、バンブルビー本体のウェザリングとはクオリティがマッチせず、かなりチープに見えます。
しかし機能は十分で、55か所可動すると言われるバンブルビーの様々なポーズを支えるのに最高のスタンドになります。
ヘッドパーツは上半分を外すことができ、エネルゴン(ボタン電池2つ)を入れることで目のLEDが青く発光します。
このLEDのスイッチはサイバトロンのマーク部分を押すことでON/OFFができます。
ヘッドパーツの分割部分やLEDのスイッチも目立たない造りは流石です。
※電池画像はAmazonへのリンクです
AG13(LR44)サイズのボタン電池はこちらを使いました。
液漏れのことはあまり考えておらず、1年以上入れたままにしていますが、特にいまのところ問題はありません。
電池も切れておらず未だに発光します。
脚の重量が重く、接地面が多いため片足を少し上げた状態でもスタンドなしで自立します。
この点は本当にすごいです。
腕の稼働もひねりや回転ができるため、好みのポーズがつけられます。
ただし、肩と胸パーツは干渉しますので、開いたり寄せたり、色々と組み合わせが必要です。
(塗装が剥げないように注意ください)
脚の可動域は折り畳みや背中付近まで後ろに下げるなど凄まじいです。
スティンガーブラスターを持たせていますが、発光機能が備わっているわけではありません。
特に先端が金属の質感が少し足りないように感じますので、この武器はあまり好みではありません。
通常のハンドパーツに戻してディスプレイしています。
後ろ姿です。
全体的な作りこみは素晴らしいです。
ただし、ドアの室内側はプラスチックの質感が残っており、この点は惜しいですね。
レビューReview
総評ですが、トランスフォーマー好きなら買いでしょう!
ホットトイズの1/6サイズと並べるにサイズ感もそこまで見劣りしません。
トランスフォーマーの中でもバンブルビーは小型なので少し小さめですが、1/12と比較すると遥かに大きく迫力があります。
チープに見える部分は多少ありますが、全体でみると僅かです。
何よりこのDLXシリーズは可動域がおかしいです!
ホットトイズでは考えられないほど、あらゆるポーズが可能で、バランスも良くスタンドなしで立たせることができます。
しかし、低価格でこの品質は驚異です。人のフィギュアに関しては得意不得意がまだメーカー・ブランドではっきりしていますが、メカ・ロボットに関しては何も気にすることなくThreeZeroは購入できますね。